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2008年06月08日
歯磨き&元祖ガムの実「マー」
島では家の軒下などで地元の老人などがなにやらガムのようなものを噛んではペッ、噛んではペッと繰り返し吐き出しているのを見かけます。いったい何をしているのだろうと思う光景ですが、これは昔ながらの歯磨きとガムを兼ね備えたようなものです。
直径5センチほどのこの実は「マー」というもので、背の高く幹の細いヤシのような木になっています。若いものは緑色で、茶色くなったら収穫して自然光で乾燥させます。乾燥してカチカチになった実をペンチのようなナイフで砕き、中の部分を口にするのですが、特に栄養があったり味がおいしかったりするのではありません。口の中をすっきりとさせる、歯ブラシのなかった昔に考え出された歯磨きの役割をするのです。
大量のマーを乾燥させています
噛み締めると渋柿のような渋みがあります。プラーというメンソールのような香りの葉や、ちょっとくさいにおいのする赤いペーストと一緒に噛むこともあり、10秒くらい噛んでいると唾液がたくさん出るので、それをはき捨てながら噛み続けます。
赤いペーストはくせが強いので、
初めてお試し方はマーの実だけをかんでみてください
島のおじいさんやおばあさんはいつ見ても好みをかんでいるような人もいるほど。栄養などは特にないそうで、歯磨きと暇つぶしをかねた、ガムのようなタバコのような不思議な存在です。
投稿者 aya : 2008年06月08日 10:25



