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2008年07月11日
タンサデット~ラマ5世の愛した滝とビーチを訪れる

奴隷制を廃止したとこで有名なチュラロンコーン王、ラマ5世は今でもタイの人々の間で絶大な信頼と人気を集める王様。各家庭や店先などに肖像画が飾られていることも多くあります。1888年から1909年の間に10回以上もこの島を訪れました。
特に王は島の北東部にあるタンサデットを気に入り、海水浴などを楽しんだようです。今回はタンサデットにラマ5世が「ロイヤルストリーム」と名づけた滝と美しいビーチを訪ねてみました。
トンサラ港とリン・ビーチのちょうど中間にあるバンタイ・ビーチから北に伸びる道を車で5分ほど走ると、コンクリートの道がとぎれ、むき出しの土の道に変わります。さらに10分ほど走るとトンナイパン・ビーチへ向かう道とタンサデットへ向かう道に分かれます。ここからは狭いでこぼこ道を進むことになります。

舗装されていない山道を進んでいきます

トンナイパン方面とタンサデット方面への分岐点
分岐点から5分ほどでタンサデット国立公園(Thansadej -Koh Phanagn National Park)の入り口の看板に到着します。さらに5分ほど行くと、右側にタンサデット滝入り口の看板が。ここから細い山道を3分ほど歩くと滝にたどり着きます。

タンサデット国立公園の看板


車道に面した滝の入り口から山道を歩きます
雨の少ない時期は滝の水流が乏しいため水が少しにごっていることもあります。水の豊富な時期は水しぶきを上げて澄み切った水が流れて行きます。水着を持参して滝つぼで泳いで見るのも楽しい体験です。ここには売店などがないので、のどがかわいたらビーチ沿いのバンガロー付属の売店へ向かいましょう。

ジャングルのなかのオアシスのような滝
もときた道を車道まで戻り、車で2分ほど行くとサデット・ビーチに到着。付近にはラマ5世が残した石碑が建っています。このビーチは観光客の数がまばらなので海の美しさは抜群。周囲には家族経営のこぢんまりとしたバンガローが点在しており、併設のレストランもあります。

静寂に包まれたサデット・ビーチ

ビーチの左右には大きな岩がそびえています


ラマ5世が残した石碑
ラマ5世はタイの近代化を進めた功績で広く知られる王。1932年の立憲革命でタイを専制君主制から立憲君主制に移行しました。日本の皇室とも親密な関係を築いていたそうです。ちなみに現在のプミポン国王はチャクリー王朝の9代目ラマ9世で、ラマ5世の孫、ラマ8世の弟にあたります。
バンコクの人気観光地、ラマ5世博物館(ウィマンメーク・ミュージアム)はラマ5世の別邸だった建物で、総チーク造りの3階建ての建物は1本も釘を使わずに立てられていることで有名です。内部にはさまざまな調度品や芸術作品などが展示されているので一軒の価値ありです。またバンコクには「ラマ5世」の名が冠された通りもあることから、どれだけ国民の尊敬を集めているかが良く分かります。
タンサデットはトンサラ港からは車で約40分、リン・ビーチからは車で約50分程度でアクセスできます。トンサラ港、リン・ビーチにはタクシーが待機しているのでチャーター(1日1台1500B程度、交渉制)するか、宿泊先のリゾートで車を手配してもらうのがおすすめです。レンタカー、レンタルバイクでもアクセス可能ですが、道が悪いので運転に自身のある日と以外は避けたほうが無難です(レンタカー1日1200B~、レンタルバイク1日150B~が目安)。島の歴史と自然をたずねて、フルムーンパーティとはまた違った一面を発見してください。
投稿者 aya : 2008年07月11日 01:00


