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2010年04月09日
道端の小さなおうちのヒミツ

花や食べ物がたくさん供えられているあのおうちは何でしょう?
島の道にはところどころに小さな家のようなものが建っています。地元の人々が車やバイクで通ると必ずクラクションを鳴らすこの建物は何なのでしょう…?
これは仏教のスピリットハウス「サンプラプーム」。日本でいう神棚のようなものです。立てられる場所は特に決まりはなく、特にお寺の近くというわけでもありません。
ひとつの集落に数個、また交通事故が発生しやすそうな曲がり角などにあることから、おそらく交通事故で亡くなった人のために建てられたものもあるのかもしれないとも考えられます。
建て替えることは滅多にありませんが、海に近くいたんでしまったスピリットハウスを建て替える際に、近所の人々が木の船を作ってそこに古いスピリットハウスの断片を入れ供養するように流していたこともありました。
なかを見るとにわとりや座っているおばあさん・おじいさん、踊っている女の人などのお人形などが陳列されています。仏教のものっぽくもなく、いわゆる民間信仰なのでしょうか、日本で言うと神棚にあたるようなものかもしれません。
また、いまは学校が夏休みのため、島の子供たちのなかにはお寺に修行に入っている子が少なからずいます。早朝には、山吹色の僧侶の衣装を身にまとい、行脚をしている姿がよく見かけられました。タイでは両親の死など人生の中の重要な場面でお寺に修行に入ることがよくあります。期間は自由に設定でき、本人も家族もお寺での修行をとても誇りに思っているため、僧侶の格好で記念写真を撮り家に飾るなんていうこともよくあります。
このように、タイの人々は老若男女がとても仏教への信仰心が強く、我々日本人にとっては驚かされるようなこともあると思います。島に訪れたら、ぜひいろいろな違いに敏感に心を動かし、異なる文化に耳をすませてみてください。
投稿者 aya : 2010年04月09日 06:29


