2012年05月13日
カモは一匹では暮らせない@バーンコンピューター
パンガン島のパソコンお助け救急車「バーン・コンピューター」。停電も不良品も多いパンガンではよくパソコンが壊れるので、みんなが頼りにしているパソコン修理屋さんです。腕は確かにいいのですが、ファランの男性一人で働いているのでちょっと時間がかかるというのが定評ですが、タイ人オーナーの店よりもやっぱりちゃんとしているので、壊れると私もバンタイにあるこのショップまではるばる持っていきます。
主人が午前中に修理を依頼して「1時間で終わると言われた」とのことだったので、トンサラに用事のあった私が引き取りに行くと案の定まだ終わっていません。ショップのなかにいると息子がいたずらしてしまうのでちょっと外に出ると、ショップ脇の海へと流れる川の中州にカモが四匹。黒いのと茶色に匹ずつ遊んでいました。もう終わったかなと思ってショップに戻ると「いまカモ見てたでしょ、あれ僕が買ってきたの」とのこと。
「前にも四匹くらいいたんだけど、三匹いなくなっちゃって一匹だけになっちゃったんだよ。でもカモは一匹じゃ暮らせないから昨日買ってきたの」と気づいてくれたことがうれしいようでおしゃべりが始まってしまいました。あ、でもちゃんと手も動かしてね、と思いつつ、私もカモ話に参加。
「タイ人はカモ好きなんだよね」と同じくタイ人の連れ合いを持つ彼。
「そうなんだ、そういえばうちの旦那も『カモは歩くのも飛ぶのも鳴くのもなんにもうまくできないんだよ、なんでもちょっとずつできるけど、全部マイゲン(上手じゃない)ははは~』とか子供に話してたっけ」
「そうそう、そういうマイゲンな存在が可愛いんじゃない?笑いものにしてるっていうか」
「あ、でもうちのご近所のおばあちゃんも2匹飼ってたけど、ある日見に行ったらいなくて聞いたら『ミャンマー人に売った』だって」
「はは、食べられたか!そんなもんだよね~」
確かにタイ人は動物好き。タイの田舎の人は、というのが正しいのかもしれません。家のまわりに飼う場所もいっぱいあるし、犬や猫はもちろん、鳥やうさぎ、牛、ただの趣味で猿を飼って芸を教えたりしている人もいたっけ。犬、猫、ニワトリに関しては絶対につながれていることがないので、タイ国籍の犬・猫・ニワトリは日本国籍のそれらにくらべてフリーダムを満喫しています。パンガンをバイクで散策する際にはコンクリートの道のど真ん中で昼夜問わずぐっすり寝込む犬にご注意ください。なんで犬はコンクリートの上で昼寝するのが好きなんでしょう?昼間は暑いはずなのに…虫が少ないからかな??
2012年05月11日
みんなが去って静かな島の夜
GWに島を訪れていた友人やお客様、母と祖母も島を去り、皆さんを送ってトンサラ港からの帰り道はさびしいものです。急に島の風景がノスタルジックに見えたりして、いつもはすうっと通り過ぎる誰もいない道がやけに長く感じたり、遊び疲れて車の中で寝る息子が起きてちょっかい出してくれたらなと思ったり。
いつもはひとりでゆっくりできる時間もほしいなと思っている2児の母ですが、こんなときは家族がいてくれてよかったなと思います。一人でいるとさみしくて涙が出てしまいそうな真っ暗な島の夜
2012年04月27日
暑いトンサラで用事をすませてぼおっと思いをはせること
トンサラで銀行に行ったり、2・3用事をすませて帰ってくるだけで暑い!サングラスをかけていなかったので目が日差しのまぶしさで相当疲れている感じです。銀行やスーパーやお役所などが集まる島の生活の中心地、トンサラ。この付近はビーチ沿いや自宅のある田舎町シャロックラムに比べて2度くらい体感温度が高いような…。アスファルトの照り帰りがあるからでしょうか、山岳地帯のトンナイパンやタンサデットなどに比べて雨が少ないからでしょうか。用事を済ませたら唯一のエアコン休憩スポット、ニラズベーカリーへ。トンサラでシルバーアクセサリーショップを営んでいる友人も小学生の息子と一緒に来ていました。「ここまで暑いとここしかないよね…」
欧米人の彼女はもう島に住んで10年以上の古株。タイ人の元夫との息子さんと一緒に暮らしているとってもやわらかでやさしい女性。数年前から私の自宅の近くのシルバーアクセ職人のタイ人男性と付き合っています。彼のほうもとてもやわらかで私の子供たちにもよく声をかけてくれ、彼女の息子ともふたりで出かけたり、やさしい彼だなぁと思っていました。
ところが、ある日顔に怪我をしていた彼女に「どうしたの?」と聞くと、「彼がコレやったから、もうおしまいになったの。彼はとてもラブリーな正確なんだけど、嫉妬すると人が変わって手が出ちゃうんだよね」
それから彼の自宅兼ショップからパーティの翌朝見知らぬ旅行者らしき美女がでてきたりしたっけ…。終わったんだな、でもきっぱりそういう彼を振り切って先に進める彼女は立派だな、と思っていました。そうしているうちに彼のほうがサムイへいったとかで姿を見なくなりましたが、その約1年後。パンガンに戻ってきた彼の周りには、あきらかにおばかさんな女の子が数名。バイクで3ケツしていたり、ハードリンのバーで酔っ払っているところを見ました。
彼女に「最近売れ行きはどう?」と聞くと「彼がパンガンにいたりいなかったりだし、なんか最近大変で…」ってより戻しちゃったの!!?と突っ込みたくなるところをぐっとこらえて、「へー、大変だね。じゃっ」あらあら、数年前はもっと生き生きしていて年齢よりもずっと若く見えて素敵だった彼女。急に不幸を背負い込んでしまったように疲れた表情になってしまった印象です。
それから数年、今日も「彼が***で…」と彼の近況を話していたので、まだどこかで続いている様子。なかなかハンサムでやさしい男性ですが、女をだめにしてしまう、不幸にしてしまう男っているよな、としみじみ。
それにしても、バニラアイスを子供たちにひとつずつ頼み、ちょっと目を放した隙に娘がアイスのお皿を持ってインターネット席へ移動。それを見てすかさずまねをした2歳の息子がガシャーン!アイス大盛りのお皿が砕け散ってしまいました。いつもやさしいウェーターのお兄さんも今日ばかりは完全な苦笑い。こういうときタイ人の表情は日本人より分かりやすいのです。ほんとうにごめんなさい…。当分の間出入り禁止です。考え事をするにも高速で済ませなければ危険な二児の母親業務、本日も落第点です。
2012年04月06日
大人の水疱瘡は大変…
娘(4歳)、主人、息子(1歳)の順に水疱瘡にかかりました。噂には聞いていたものの、子供の症状は軽いのですが、大人の症状がひどく、4日間入院してしまいました。タイの入院生活はほのぼの。広い家具つきのお部屋で付き添い者のベッドもあり、家族全員ここで生活。はしゃぎまくる子供たちを1日中制止するもその声は病棟中に響き渡り大迷惑です…。
パンガン島には入院施設のある大病院は公共のパンガン病院のみですが、ちょうど本土のチュンポンに来ていたので、こちらで入院となりました。サムイのようにラグジュアリーではありませんが、なかなか快適な入院生活です。
娘は近所の親友からうつり、2週間後にパパが発症、その翌日息子にもぶつぶつが。子供たちは微熱程度でぶつぶつも少なく、ほぼいつもどおり遊んでいました。パパはぶつぶつ発症後2日間家にいましたが、全身びっしりとできた水泡が痛くてかゆくて薬を飲んでも夜も寝られない、のどにも水泡があり痛くてご飯も食べられないという有様。ようやく入院し点滴を受けて気持ち的にも安心したようでした。
入院中メールの返信が遅れたりと皆様にご迷惑をおかけし申し訳ありませんでした。いまは無事退院し、通常通り業務がこなせるようになりました。この場を借りてお詫びを申し上げます。
そして大人でまだ水疱瘡にかかっていない方は、ぜひ予防注射をされてください。発症する1日前頃から感染するようなので、ぶつぶつが出ていない人から感染してしまう可能性があります。子供のいらっしゃる方は子供から感染すると大変です。私は運よく子供の頃にすませていたのですが、主人はかかったと思っていたのに実はかかっていなかったというタイ人らしいぼけぼけパターンでした。
2012年03月24日
パンガンの海が危ない!
イカ釣り真っ盛りのパンガン島。クリスタルクリアなビーチはもちろん見ているだけでいらされますが、おいしい海の恵みをもたらしてもくれます。ところが、以下の夜釣りに漁師さんと出かけた方から、とてもショッキングなことを伺いました。天国のような光景のパンガンの海が実は危機にあるんです!
パンガンの自然を愛して北西部のビーチにお住まいのその方が夜中沖に出てみると、ありとあらゆるものが海にうかでいるというのです。海の表面もまるでヘドロのようだったとのこと。
今の時期は何千ものイカ釣り漁船が夜の海に出ていきます。その様子はビーチから見るとイルミネーションのように美しくもあるのですが、漁師さんのごみ捨てマナーが悪く、食べ物はもちろん、プラスティックやら何やらぽいぽいと海に捨てているとのこと。敗れた魚釣りの網なども、漁師さんによれば数えきれないくらい海底に沈んでいるそうです。
何とも悲しいことですが、もともとごみ収集のシステムなどなかった田舎の島。バナナの皮や野菜くずは裏庭に捨て、燃やせるものは自分で燃やすという暮らしをしてきたからか、現在の世の中でプラスティックの製品が家庭にあふれるようになっても、その頃の気分でポイ捨てする人の多いこと。ポイ捨てに違和感がないのは、タイ人のマイペンライ体質もありますが、そういう歴史も影響しているのではと思います。
そして島の生活排水、海辺のリゾートで出る汚水などは下水処理システムがないので、夜間に海に放出しているリゾートもあるそう。美しいから人々がたくさん訪れて住まうようになる、でもその生活のシステムがまだできあがっていないのがタイの田舎の島なんだな、と感じました。
大きな海なので、そう目に見える変化はない。それがきっと落とし穴。少しくらい汚したってきれいなものはきれいなんですが、たくさんの人が何年もこのまま続ければ、美しい島がどうなってしまうんだろう、と心配になります。
タオ島ではよく海を守るためにゴミ拾いはもちろん、サンゴの生育や大きな貝の放流など、パンガンよりも積極的に活動しているようです。タオはパンガンよりも小さな島で、そこにたくさんのダイバーが押し寄せるのでそれだけ危機感も強いのではないかと思います。
数年前パンガン島の元観光協会会長であったロータスダイビングのオーナーの世間話を思い出しました。彼は昔スイスに住んでいたこともあり、タイとヨーロッパの両方の考え方が分かる人。パンガンで貝を放流したり、海を守る活動を推進してきました。そのときはふうんと聞き流していたのですが、一部の環境保護グループがいくら頑張っても、地元の漁師さんが、島の住民が、自分たちのやっていることがどのように海に影響するのかを学んで意識改革しなければいけないと言っていました。
そのときはいい話だと思いながら聞き流していた私も、今回あらためてパンチを食らったような気持ち。何も変わらなかった私を反省。パンガンが大好きだから、海を守るために私にできることは何だろうと考えさせられます。
2012年02月05日
今朝近所のおじいさんが亡くなりました
今朝近所のおじいさんが亡くなりました。おじいさんの家の周りががやがやしているなと思ったら、今朝息を引き取ったようだとのことでした。すぐに近所の親戚や友人、村長さんなど村の重役がかけつけてきた様子。訪れる人はおじいちゃんを思う優しい表情で、でもいわゆる「不幸」という雰囲気ではなく、おじいちゃんについて語っています。タイでは死をタブー視したり、哀しみの表情を強調して表したりせず、みんな日常の一部として死を受け入れているように感じます。
タイでお葬式に行っても家に帰ってきて塩をまかないのは何でだろうとたずねたところ、タイでは死を不浄のものとしないからじゃないかと答えてくれた方がいました。なるほど、死は誰にでも一生に一回訪れることで、命の締めくくりという大きなイベントは不幸ではないのではと思いました。
亡くなったのは80歳は過ぎていると思われる、ひいおじいちゃん。つい最近までほんの数十メートルですが散歩で表通りに出て軒下に座っていたなぁ。
タイのお葬式は一週間ばかり続く長丁場。お寺で毎日夕方に祈祷が行われ、たくさんの弔問者が飲み食いします。夜中は賭博やさんがやってきて皆賭け事を楽しんだり、屋台のアイスクリームやラーメンなどもあったりとお祭りのようににぎやか。笑顔も冗談もいっぱいで、家族も勇気付けられることでしょう。そこで生まれる日とした会話から人々の絆に結びついたりして、おじいちゃんの死が次の世代のためにもたらしてくれる貢献もあるのだなぁと思います。
2012年02月03日
地元のお祭り連鎖のパンガン島で幼稚園生がダンス!演歌歌手が歌う!
幼稚園生がフルメークで踊る踊る!!これはタイの少数民族風衣裳で曲はルークトゥン
パンガン島はお祭りの季節。普段から途切れることなくパーティが行われている島ですが、このお祭りは超ローカル、タイB級度満点!!港前の新年のお祭りに続きトンサラの寺祭りが終わったと思えば、昨日からバンタイのフードファクトリー前(バンタイの学校近く)でシンハービールがスポンサーのフードフェスティバル&ビアガーデンが開始しています。
こうなってくると行商の人たちも島から離れなくて済むので便利。子供用の空気を膨らませて作る巨大遊具や電車などのミニ遊園地、風船を割って景品をもらうダーツ屋さん、お祭り名物虫屋さん、20Bで何でもそろうアクセサリー、おもちゃ、陶器からDVDプレーヤー、洋服などなど盛りだくさんです。
2012年02月01日
マイ井戸に泥が入って蛇口から茶色い水が!!
公共の水道水が枯れることもしばしばある北部シャロックラムのパンガントラベラーオフィス。普段は8件ほどの家が共同で井戸からポンプで水を汲んでパイプで各家に送る仕組みになっています。井戸の水は枯れることがなくとっても良い水環境だったのですが、30日に降った雨で隣の空き地に家を建てる前に積んであった土砂が井戸に流れ込み、水道をひねると茶色い水が出てきてびっくり!昨日も引き続き茶色く、子供を連れてトンサラのフィットネスジムでシャワーを浴びさせてもらいました。やれやれ。
ここ2週間ほどんどといっていいほど雨がないよい天気だったのですが、30日は降ったりやんだり南国らしくないしとしと雨。けして激しい降り方ではなかったのですが、やわらかめの土をちょうど空き地に積んであったがために、井戸に水が入り込んでしまいました。
というのも、数ヶ月前井戸の地面に突き出している部分を低く削り、その上にウッドデッキをつくる工事を隣人がしてしまったのが後の祭り。深く考えないタイ人らしい工事で、そのときは改善したように見えたものの、隣の土砂が高いところから流れてくるとそれを防ぐ囲いが不十分で井戸のなかにまんまと、ぞろぞろと土砂が溶け込んでしまいました。
昨日工事のおじさんが下見をしに来てようやく今日改修工事が始まった模様。せっかく作ったウッドデッキを部分的に壊して下の井戸の工事をしなくてはいけません。
主人が昨日どうやってお風呂に入ったかといえば、バケツでご近所さんからお水をもらい、お湯を沸かして混ぜてぬるま湯にしてたらいでジャバー。隣人たちもそうしていたようで、こういうときタイ人は文句も言わずサバイバルな手段で切り抜けてしまうから感心。適当な工事を適当に見逃し、適当に解決し怒ることもないので、やっぱりここはほほ笑みの国なのだと思います。

